㉝逆子治療

2017年4月4日

最近、赤ちゃんが逆子になってしまう方が増えているようです。

原因ははっきりとは分かりませんが、お母さんの身体の冷えや、赤ちゃん自身がお腹の中で活発に動き回っているからなど、色々なことが考えられています。

確かに妊娠すると身体を動かさなくなるので、お腹の中が冷えてくるのかもしれません。

その際、赤ちゃんが少しでも暖かい居心地の良いところに移動しようとして、普段は子宮の方に頭があるのを、心臓の方へめがけて動いていくことで頭が上になってしまうのではないかと思います。

当院では体質改善や冷えの改善をするために鍼灸治療を用いて、基礎代謝を上げて身体を温めてあげるようにしています。

身体が温まり、お腹の中の赤ちゃんが活発になってきたら、少し手技であかちゃんを元の位置に戻すことができますが、お腹の張り具合や硬くなっている方は動かすのに時間がかかる場合もあります。

その場合は自分で家でお灸をしてもらいます。

せんねん灸などを用いて点を下したところに据えてもらいます。

またあわせて四つん這いになって身体をそらせるなどの逆子体操もしてもらいます。

やはり帝王切開をしたくない方が多いと思います。

本当ならばなるべく早く治療した方がいいのですが、最高で10ヶ月の方でも治りましたので、一度試されてみてはいかがでしょうか。