子どもの病気について㉘

2017年1月26日

最近、子どもの治療に来院される方が増えています。

かん虫、夜泣きはもちろんのこと、発熱や中耳炎、便秘、頻尿など様々な症状の方がいます。

かん虫や夜泣きは小児鍼をだいたい3回ほどすれば落ち着くのですが、子どもでいう成長期、例えばハイハイからつかまり立ち、自分で立てるようになる時期、少しずつおしゃべりをする時期、自分の言おうとしていることが上手く伝えられない時期などは、ストレスが原因でかかりやすいようです。

それから兄弟姉妹がいる場合、どうしても下のお子さんに手を取られてしまい、それが原因で上のお子さんにストレスがかかるケースもあります。

子どもに何かしらの症状が現れるのは、まず目、そして背中です。

目はまばたきの回数が増えたり、まぶたの上や眉間に血管が浮き出てきます。

背中は子どもの身体は普段すごく柔らかいものですが、肩から肩甲骨にかけての部分が大人顔負けなくらい硬くなってきます。

あらためてお子さんの身体を触ってあげてください。

あれ?と思う時があるはずです。

眠りが浅いとか、すぐ癇癪を起すといった症状がある子どもなら尚更です。

もしも背中が硬いなと思ったら、お風呂上がりにでも背中を軽く擦ってあげてください!

ゆっくりと左右を擦るようにしてあげるだけで効果が出ます。

ちなみに当院での治療は小児鍼をグサッと刺したりはしません。

本当に優しく擦るような施術をしています。

それだけでも子どもにしてみればすごい刺激をされているのと同じなのです。

大人でいえば、鍼を10本くらい刺されているような感じです。

だから無理にグイグイやる必要はなく、子どもも痛がらないのです。

便秘に関しては、左下腹部やおへその左斜め下、左側腹部などが硬くなっていませんか?

これは大人にも言える事ですが、水分不足などで便が左下腹部に溜まりやすくなります。

左側部やおへその左斜め下を触ってみてください。

ここが張っている、または痛い方は便が溜まっています!

そこをゆっくりでいいので押してみてください。

当院の施術でもお腹の按摩で便秘がよくなることが多いです!

便秘が改善するだけでイライラしなくなるし、身体が軽くなりますよ。子どもも同様です。

あらためてお子さんの身体を見てみてはいかがですか?