㉜風邪のツボ

2017年3月22日

暖かい日が多くなったととはいえ、まだまだ寒さが厳しい日もあります。

寒暖の差が激しいと身体がなかなかついていかなくて、体調を崩して風邪をひいてしまうことも多いのではないかと思います。

風邪をひいたときの症状に発熱や鼻づまり、咳、疾痺、頭痛などがあります。

鼻づまりによく効く経穴に「迎香」という穴があります。

ここを軽く指圧するだけでも効果がありますので押してみてください。

この穴は文字通り「香りを迎える」ところと言えるほど、鼻の通りをよくする穴として常用しています。

場所は小鼻の角にあります。

風邪の症状による頭痛の場合は後頭部に出ることが多いです。

「あ門」(「あ」はやまいだれに亜)という穴も鼻づまりや頭痛時によく用います。

場所は後頭部の髪際のちょうど真ん中になります。

子どもにも風邪や夜泣き、ひきつけなどのときに小児鍼を「身柱」という経穴に用います。

この穴は大人にも用いることが多く、自律神経失調症やホルモンバランスが崩れた方にも有効です。

場所は肩甲骨の内側の一番とんがった所と背骨の交わった所付近を軽く擦るだけでも全然違います。

昔は身柱穴にもぐさでお灸をしていましたが、今では火傷しない温灸で治療します。

赤ちゃんに用いる場合は、本当に軽い刺激しか施術しません。

この身柱穴はイライラした時などにも有効なので、その部分を全体的に擦るだけでも朝起きたときの精神状態がすっきりします。

湯冷めや寒冷などの刺激によって自律神経系の失調をきたしたときは、特に早めに治療を行えば未病を防ぐことができますので、迎香穴やあ門穴付近を刺激してみてください!

「風邪は百病の始め」というように、様々な病変にもなりかねませんので注意してくださいね!