肘の痛み⑮

2016年2月2日

肘の痛みは、痛みの部位によって内側と外側に分けられます。

手のひらを上向きにして反対の手で肘を挟むと骨を触ることができますね。

その内側を上腕骨内側上顆、外側を上腕骨外側上顆と言います。

この上腕骨に腕の筋肉がほとんど付いているため、肘の痛みの原因はその筋肉や腱が引っ張られたりして炎症が発生することです。

痛みは主に外側の外側上顆炎を発生することが多く、よく「テニス肘」とも言われています。

しかし、別にテニスをしていなくても、重労働している方や中高年や主婦の方にも多く発生します。

やはり使い過ぎているのか、反復的な作業をしている方に多いように思われます。

逆に内側の痛みはあまり多くなく、「ゴルフ肘」や「野球肘」といったように普段あまり痛まないものもあります。

今回は当院の患者さんでも外側部が痛んでいる方が多いので、そのお話をします。

外側部の痛みは、本当であれば外側上顆、先程説明した骨の周囲が痛むはずですが、その外側の関節の隙間、または腕樸骨筋といって肘の少し下の筋肉にまで痛みが増幅されているケースが多いです。

さらに握力の低下や手を握った際に肘に痛みが生じたり、手首を動かしただけで肘の外側が痛んだりすることもあります。

ですから、本当は肘を動かさないで絶対安静にするべきです。

あとは炎症を持っているので、やはり冷やさないといけません。

もちろん治療は早い方がいいです。

放っておくと長時間かかったりしますし、クセになってしまうので注意が必要です。

自分でできることとして、冷やす以外に指の運動をすることです。

多少の筋肉の緩みに繋がりますので、効果的だと思います。

また肘関節の痛みが続くと、肘の上の筋肉や肩の痛みにも繋がっていくので、十分注意が必要です。

先ほど書きましたが、安静にするのが完治への近道ですので、根気よく治療しながら使わないようにする、これが一番重要です。

どうしても使わなければならない人は、使った後すぐにアイシングや湿布を貼って、熱を取り除いて下さいね。